きくまの家マウントバード通信

きくまの家【動きを支える】

この後どうなる?

この画像を見て、この方は『何をしている』場面でしょう?

TVを見ている・・・のではなく、食べ終わった食器を下げようと考え、後方にある台所のカウンターに置くことができるか確認しようとしている。でした。この方が椅子から立ち上がろうとする前の行動の一つに、「手でテーブルの縁をつかむ」があります。この行動に気が付いた時に、職員はどのように支援をするのか?

①代わりに下膳をして、座っていてもらう。

②歩き出しを支えるために、支えることができる場所に行く。

③お盆を左側のシルバーカーに載せて運びやすくする。

など様々な選択肢があります。どの支援が良いのか?を決めることは難しいです。

その方の普段の心身の状態を知ったうえで、その時点での心身の状態と比較して支援を選ぶ。

のように、ひとりひとりの、その時々に合う支援を行いやすいのが、認知症対応型共同生活介護の良い所です。